私たちにできること<しんやさん>★from神奈川

しんやさんの写真コスタリカで協力隊として働く
Q1、国際協力に興味を持ったきっかけはなんですか?
中学生のときにカンボジアの惨状をテレビで見て何かしなければと使命感を持ちました。そのときは何もわからずに、カンボジアだからまずはカンボジア語を学ぶ必要があると思い、市役所に電話したのですが、カンボジア語はないといわれました(笑)。※カンボジアの公用語はクメール語。

Q2、一度協力隊は落ちたんですよね?

そうです。20歳になってすぐ受けたのですが落ちてしまいました。

Q3、なぜ二度目は受かったと思いますか?一度目との違いはなんでしたか?

2度目は何がやりたいかが明確でした。大学院で生物工学や遺伝子工学を学んでいたのですが、自分の専門能力で具体的になにができるのかを伝えることができたから受かったのだと思います。
Q4、専門知識の他に必要なものはなんですか?
健康な体です。健康診断で足切りがあります。あと英語の試験はありましたが、基本的なもので、英語は受かってから研修もあるのでそんなにウエイトは大きくないと思います。10年以上前の話なので今は変わっているかもしれないですが・・・→青年海外協力隊HP
Q5、コスタリカに配属されたときどうでしたか?
もともとはコスタリカの果物を加工して付加価値を付けるプロジェクトが予定されていたのですが、実際行ってみると配属先の部署がなくなっていました。行ったばかりのときは家すらなかったです。
Q6、では始めはコスタリカでなにをしてたのですか?
なにをやろうかともがいていましたね。受け入れ先も変わっていたので、何しに来たの?という感じで。でもとにかく始めの一年はいろんな人について、誰がどんな役割や立場の人なのかを見ていました。実際に自分がプロジェクトを行う際に誰の力を借りれば実現できるかを考えていたからです。
Q7、その後具体的になにを始めたのですか?
いろいろな現場を見て回っている中で、あるチーズ工場が川を汚しているのを見つけました。ですがその流している液体は牛乳由来のもので原料になりうると思いました。そこで、それを使って乳酸菌飲料を開発することによって、環境汚染の原因から解決することができました。
Q8、協力隊に行く前と行った後でなにか意識は変わりましたか?
行く前は教えに行くというスタンスでしたが、実際は現地の人の方が現地のことをよく知っていて、初めは自分は使えないと思いました。そこで、現地の人と一緒に学ばせてもらいながら創っていこうというスタンスに変えました。
Q9、協力隊は現地の人の役に立っていると思いますか?
ケースバイケースだと思います。行く前の情報と実際が全く違って何もできずに帰ってきてしまう場合も多くあります。でも、帰るときに、協力隊は平和構築プログラムなのではないかと気がつきました。なぜなら、2年間日本の若者が現地に行って現地の人と共に試行錯誤しながら、自分自信が学んでいきます。現地の人達は一緒に過ごした協力隊がいる日本と戦争したいとは思わないでしょうし、協力隊員も自分が2年間過ごした国と戦争は絶対したくないと思いますよね。だから、結果に関係なく、2年間の過程を通して、協力隊は平和構築の為にとても重要な役割を果たしているのではないかと私は思います。
受けた印象
いつも優しい雰囲気ですが、国際協力に対する多くの経験から現実的で厳しい話もよくしてくれる彼。しかし、その心の奥にはカンボジア語を勉強したいと市役所に電話してしまうような強い使命感をもった優しい少年がいたことを知り、なんだかとても嬉しくなりました。(取材:あつこ)
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2013/02/05


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  1. [...] 協力隊、コスタリカで起業、などピースボート乗船の他にも面白い経歴を持つしんやさんと 出会えるだけでも価値があるかもですよ。しんやさんについて詳しくはこちら>> [...]